エメロンのCMは、どうして，作られたの （その１）

　　　　　　　　泣いているのか、笑っているのか、後ろ姿の素敵な彼方

　　　　　　　　　　　付いていきたい彼方の後を

　　　　　　　　　　　　　　　ふりむかないで、東京のひと


こんなCM ソングを聞いたら、なんとなく、鼻歌で今でも，歌ってしまいたくなる

不思議なヒットソング、覚えている方が沢山おられます、

そうです、エメロン、クリームリンスのCMの、バックミユージツクです、

今から４１年前　（私が４１歳の時）に制作したものです。一世を風靡しました


当時、シャンプーと言えば，花王のフエザー、の一人勝！そこに「ライオン」が

後発で・・・・その名も「エメロン」で発売、「ライオンからシャンプー」と言えば

歯磨会社のシャンプーなんて、と思われますから「ライオン」の名前は出さず

国籍不明の商品で、商品名は、アメリカの人に，外人なまりで、言ってもらいました

商品は、始のイメイジが大切だからです。


その昔は、女性も、男性も髪の毛は、洗顔の固形石鹸でごしごし泡をたて、

そのあとに、石鹸は「アルカリ性」なので、髪の毛が　ゴワゴワになるにで

昔の人の知恵で、洗面器に(　酢　）を薄め，髪にかけると、中和して

髪がさらさらになります。そんな時代があったなんて嘘みたいでしよ、

でも本当なんです。平安時代のお姫様の頃は、髪の毛は足に届くのが美人、

日本人は「　緑の黒髪　」が自慢だったんです、

今は違います綺麗な黒髪を、男まで、美容院で、茶色に染めたりしていますね、

外国人が　成田について驚くらしいのです、いくらフアッションでも、止めろよ！

とは言えませんが、何とも似合わない人がいますね。中にはパンダが

茶と・白と・紫・に染めた　見たいな人もいますね。

そんな時代も終わり、登場したのが「　シャンプー・とリンス　」でした、

リンスとはすすぐのことをいいます。

同じエメロンと言う名前で，洗うシャンプーと　リンスの広告表現をどう変えるか？

それがＣＭの難しいところです、そうだ！シャンプーは女性の美しい，顔を

正面から撮ろう！　リンスは後ろ髪の風になびく美しさを撮ろう！

と言うことになりました．　広告のアイデアは、これからです。次をお楽しみに