この度、東北関東歳震災でコマーシャルがたくさん流れ、苦情が殺到・・・
「前たちは、災害を利用して金もうけする気か?」
「夫を亡くし、子供も亡くした私にとって、あのコマーシャル
(親子で手をつないでいる映像は直ぐに止めろ! 」「女優娘がなんであんに・・・・」
「脳梗塞と思ったら、直ぐに救急車を・・・・被災地では車も呼べないぞ!」
などなど、善意と思って制作したCMへの苦情は後を絶ちません。
確かに、異常な広告露出で(ACのサウンドロゴとジングル♪は視聴者の方々には大変ご迷
惑をかけたと思います。
もともとACジャパンは今から40年程前にサントリーの佐治敬三さんがアメリカ旅行の折
に、公共のための広告をご覧になり、日本も必ず社会に貢献する広告が必要になると提言
され、スタートしました。その後、1994年(平成6年)に私が理事長として受け継ぐことに
なりました。私が就任した、翌年(1995年)に阪神淡路大震災が起こり、その対応とし
て、わずか5日間で災害用CM。瀬戸内寂聴さんにご出演いただき、「人を救うのは、人し
かいない」のキャッチコピーを入れて制作したことは今でも忘れません。
*このCMは別バージョンです。
緊急の時はクイックレスポンスである事をあらためて勉強しました。
ここで、ACのことをご存じでない方に簡単にご説明しますと
ACは正式名:ACジャパンともうします。
約1200社の企業・団体を正会員とし、その会員社の会費で運営されています。延べ300人
近い方々が、企業の社会貢献活動の一環としボランティアで参加しています。
会員社は大きく3つに分けられます。広告クライアントである一般企業。
次にメディア各社、広告会社、制作プロダクションなどの広告専門会社です。
最後に現在放送中のCMより。
ナレーション:「こころ」はだれにも見えないけれど、
「こころづかい」は見える。
「思い」は見えないけど、
「思いやり」は誰にでも見える。
スーパー:「宮澤章二。行為の意味」
スーパー:「その気持ちをカタチに・・」AC
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