2013年1月9日水曜日

日本のしきたりの良さ


2013年の初ブログです。今年もよろしく。 


あらためて、皆様におめでとう!を申し上げます。ムッチーの子供の頃ですが

お正月には自宅でも小学校でも、必ず唱った歌がありますが、今の子供達が

口ずさんでいるお正月の歌なんて聞いたことがありません。


『年の始めのためしとて、終(おわり)なき世のめでたきを、松竹(まつたけ)

立てて門(かど)ごとに祝(いわう)今日こそ楽しけれ。 1893年(明治26年)

に小学校の祝日大祭の歌として作詞作曲されたものです。
 

好奇心旺盛なムッチーとしては、早速自宅の廻りの家々の玄関や門を見て廻り

ました。なんと驚いたことに吉祥寺周辺のお宅は80%松飾りが飾ってありま

した。古い昔の『しきたり』は残っていたのです。では なぜ『松や竹』を

飾るのか? 
 

”松”は枯れても葉は二本で離れないことから、夫婦円満を現し、”竹”は

真っすぐに上へ伸び、伏し目伏し目で正しく成長する、と言うことから

『松竹を門(かど)ごとに立てる習慣が出来たと言われています。 

日本人の生活習慣の教えは総て、何かをなぞられて子供の時から教育と

してきたと聞きます。
 

昨日(1月6日)のフジテレビのMr.サンデーでお辞儀ブームに沸く欧州、

イタリーのサッカーチームに移籍した長友選手が得点を入れた時や

試合の始めと終わりに必ずお辞儀をするのが大人気。握手やハグでない、

頭を下げる日本人の作法や”しきたり”として受けているようです。

 『相撲は礼に始まり、礼に終る』と言います。お正月に感じたひとことでした。

 

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