ムッチーの大事件 その②「心臓は死ねない病気」
明け方の4時に到着。血液検査などを済ませると、すぐに診断結果は、
「急性心筋梗塞」と診断され、15分後には手術台の上に寝かされていました。
左腕の脈拍を計るあたりを2ミリほど切るのでしょうかね、(まったく痛くはないですが)
そこから細いカメラを挿入し、造影剤を点滴の中に入れ、その造影剤で血の流れを確認し、
何処の血管が詰まっているのか?確認をするのです。
そのときの私は、手術台の左横にあるモニターを見て動脈やら、静脈のつまりを見ていることが
とても不思議な気持ちになったのを覚えています。
手術台は明るいのですが、周りは暗くて、医師たちが結構血管内の石灰化が進んでいるね」などといっているのが
聞こえてくるんです。
主治医の先生が、「寺尾さん血管をバルーンで膨らませますよ、ステントという金属をいれますからね」といわれますが、不安たらたらでした。
でもね血管には神経がないので痛みはないのです。
年寄りの病気の話を若い人が見ても、ご関心がないかもしれませんが、
高齢化社会においては、このような事態が常におこっているわけで
ご両親や、皆様の将来も必ずや経験するのですから
明日は我が身だとおもって心に留めておいてください。
知って役立つ知識です!ガッテンしていただいたでしょうか?